2017年4月1日にリニューアルしたばかりのプリヴェのアフタヌーンティー。と言っても、リニューアル前に言ったことがないので比べようもないのですが。とっても楽しみに伺いました!
レビュー
■食べ物
<セイボリー>
パテドカンパーニュのミニバーガー
クラブケーキとマリネサーモン
イベリコ豚ベジョータの生ハムとパパイヤ
フロマージュブランのラケ
パルメザンチーズのパンナコッタとバジルのジュレ
セイボリーは5品。結構シャンパンとのマリアージュを意識しているのかなというラインナップですが、どれもおいしかったです。特にクラブケーキとマリネサーモンは、上にのっているサーモンに目がいきがちなのですがケーキ部分にぷりっとカニ身が入っていておおっという感じ。
<スイーツ>
鳥型のラングドシャ
たまご型のショコラ
てんとう虫型のショコラ
マカロン/オレンジムース/ブラウニー/パートドフリュイ
桃のジュース
ガトー・マルジョレーヌ
季節のタルト(パイナップル)
マロンシャンティイ
一口サイズのプチガトーと、食べ応えのあるスイーツという、個人的に最高だと思っている組み合わせで出てきてテンションあがりました。マカロンはよくあるガムみたいなマカロンではなくちゃんとしていておいしくいただけるもの。夏ということで柑橘比率高めなので紅茶とのマリアージュがちょっと難しい。
桃のジュースはかなり本格的で喉越しが幸せだったのでぜひぬるくなる前に。ケーキも、至極普通なのですが普通っていいよね。
マロンシャンティイは東京会館のマロンシャンテリーと比較されることが多いですが、個人的には後者の方に分配が上がると思いました。後者の方がマロンと生クリームのバランスが良くて完食が苦じゃないです。でも、これもおいしかった。
<スコーン>
なんと、こちらはスコーンがありません。なみだ。
■紅茶
・ホットティーはロンネフェルト、アイスティーはMighty Leafを中心にラインナップしていると思います
・いろんなフレーバーがあって、アフタヌーンティーに行き慣れている人でも「これ飲んでみたい!」というものが見つかる
・自家製アイスロイヤルミルクティーが本気でおいしかった。本当に絶妙な甘みでした。おうちでもロイヤルミルクティー久しぶりに作りたくなった
■ハード
内装→ホテルのバーラウンジ! という感じでした。結構こじんまりとしていて、アットホームな感じというか、しっぽりという感じ。「アフタヌーンティー行くのは初めてなんだよね!」という20代女子を案内する候補にはあがらないけど、もっと大人な付き合いだったら適していると思います。ただ時間制限(2h)があるので、じっくり話したいという人にはマンダリンの時間制限なしのプランを勧めちゃいますね。そう考えると用途は結構不明
景色→景色はのどかです。とっても暑い日でしたがランニングしている人が結構見えて、勝手に熱中症の心配していました(笑)
接客→お客さんが少なかったこともあったと思いますが、とてもよく見てくださって快適でした。最後2hをオーバーしてぐだぐだしていたにも関わらず、急かさずに待ってくださいました
全体の満足度
超がつく主観ですので悪しからず。
★★★★☆
総じて満足。セイボリーは、アマンの驚きと比べると普通ですが、帝国ホテルよりは凝っている。そうだな…それこそマンダリンに近いかもしれないですね。むしろマンダリンより大衆向けかもしれない。
スイーツはおいしいのですが、季節ごとの変化が少なそうなので(シーズナル性と呼んでいる)、ちょっとリピートへの意欲がそがれています。春のものと見比べている限り、構成は基本的には変わらないようなので。
スコーンないのは残念だけど、ないならないでそういうものだと思って行くので、まずいものが出てくるよりはいいかな。
とにかくティーセレクションがとても充実ですばらしいと思ったので紅茶目当てでアフタヌーンティー探している人にはとてもおすすめできます。でも紅茶目当ての人って結構スコーンとセットで目当ての人多いと思うんだよな〜〜〜そんなことないのかな。
最近、紅茶を勉強するのにおすすめの書籍は?とよく聞かれるので私の持っている本を貼っておきます!「ミルクティーはミルクを先に入れる?紅茶を先に入れる?論争」についてのコラムや、アレンジティーの紹介、産地解説などおもしろく読めますし、食べ物とのマリアージュ(食べ合わせ)も紹介されているのでアフタヌーンティーにも直接的に役立ちます!気になったらぜひ~
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