昨年3月以来のペニンシュラ。ストロベリーシーズンに浮き足立って遊びに行ってきました。
このタイプのお皿(?)でいただくのは初めてなのですが、ひとつひとつが小さいのでいろんな味をまんべんなく楽しめるのがよいと思いました。
レビュー
■食べ物
<セイボリー>
ずわい蟹 卵と胡瓜のロールサンドイッチ
パルマハムとドライ無花果 ゴルゴンゾーラのミルクレープ
スモークサーモンのフィンガーサンドイッチ
マッシュルームキッシュ
前回よりずっと好みのセイボリー群でした!庶民が親しめる味付けだった…。
サンドイッチ2種のベクトルもちゃんと別の方向いているし、ゴルゴンゾーラの方はちょっと甘く、キッシュは温かくてデリ感が強く…とそれぞれの個性を楽しめたのがよかったです。
ただね…感動するほどではない。構成自体はよかったと思うのですが、味自体に感動はなかったかな。難しいですね。
<スイーツ>
(手前から時計回りに)
苺のマシュマロ
苺のカスタードタルトレット
苺のメレンゲ
苺のレミントン
苺とチョコレートのティグライケーキ
苺とヨーグルトプディング(写真外)
スイーツ系は相変わらず「THE・外資の味」。あんまり進んで食べたいスイーツもなかったかなあ。
だけどハート型のケーキ(レミントン)は比較的好みの味でした。レミントン(Lamington)というのはWikiによると「四角状に切ったスポンジケーキを伝統的なチョコレートソースでコーティングし、乾燥ココナッツをまぶして作られるオーストラリア発祥のデザート」のことだそうです。
<スコーン>
自家製スコーン
ザ・ペニンシュラ オリジナル クロテッドクリームとジャム添え
最初からサーブされるので温かいうちに急いで食べました。
プレーンはおいしかったです。いちごのスコーンはどこで食べてももっさりしているな。椿山荘のときも思った。いちごジャムを練りこむともっさりする法則からは逃れられないのでしょうか?だとしたらプレーンだけでいい~~
割と小さめで寂しいなと思ったけれど、いざ一通り食べたらちょうどいいサイズだったんだなとわかった。一年前は丸いスコーンだったけど変わったのですね。
■紅茶
・ポット提供
・茶葉変え自由
・オリジナルブレンドあり
・ブランドは「Art of Tea」
オリジナルブレンドは、
1866 リミテッド エディション ザ・ペニンシュラ ブレンド(2016 サマーダージリン&モルトアッサム)
ザ・ペニンシュラ東京ブレンドティー
ザ・ペニンシュラ東京アフタヌーンティー
ザ・ペニンシュラ東京ブレックファストティー
があり、1つ目もアフタヌーンティーもおいしかったです。
「Art of Tea」は結構くせありますよね。個人的に「これおいしい!」というものになかなかエンカウントしにくく、特に今回いただいた「オーガニック ココナッツカカオプーアル」は胃液の味がした(ごめんなさい)。
■ハード
内装→ゆったりとした雰囲気。テーブルがえらい大きいため、連れと会話がしにくい。生演奏はいい感じなのだが音は割と大きめ。
景色→ロビーなのでこれといってなし。
接客→サービスさんがまったく足りていない。まず呼ぶ対象がいない。いてくれれば、なんとかして呼ぶんですけど。紅茶のおかわりしたい!というときに必ずいないので逆にすごいなと思った。どうやって成り立っているんだ。
全体の満足度
超がつく主観ですので悪しからず。
★★★☆☆
うーん、今回に関しては3か4か悩みますね。雰囲気もいいし、味のクオリティも低くないし、人に勧められる基準は満たしているのですが、自分が何度もリピートしたいかというと難しい。単純に好みの問題ですね。スイーツ群があまり刺さらなかったので…。あと、もう少し連れとの距離感が近くてサービスさんの目も行き届いているところが好きかな。みなさんの感想もぜひ聞きたいです。
以下、評価基準メモ(17.11.27改訂)
★☆☆☆☆ 感想すら抱く気になれない
★★☆☆☆ 満足とはいえない。リピートはしない。
★★★☆☆ よかったが感動はない。ある意味、感想がない。
★★★★☆ おおむね満足。感動があり、人にも勧める
★★★★★ 非の打ち所がない。いつかこの評価をしたい
最近、紅茶を勉強するのにおすすめの書籍は?とよく聞かれるので私の持っている本を貼っておきます!「ミルクティーはミルクを先に入れる?紅茶を先に入れる?論争」についてのコラムや、アレンジティーの紹介、産地解説などおもしろく読めますし、食べ物とのマリアージュ(食べ合わせ)も紹介されているのでアフタヌーンティーにも直接的に役立ちます!気になったらぜひ~
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